通信28-13 久々に人前でピアノを弾く事に

 久しぶりに人様の前でピアノを弾く事になった。二三週間ほど前の事だったろうか、踊りのお姉さんから突然お電話をいただいた。そのお姉さん、随分と前に私のコンサートだか、ライブだかを聴きに来て下さった縁で、何度か仕事を御一緒させていただいている有難い御方だ。

 

 三月十九日は空いているか?その日、我々が踊るから即興で音楽を付けよとの事、詳細は聞かなかったが、ともあれ「その日を空けておけ」との仰せだ。話はそれ切りで、それ以降の連絡もないし、忘れかけていたのだが、昨日の夕方ふと思い出し、そういえばその話どうなったのだろうかと、指定された本番会場、その名も箱崎水族館(という名前のライブ喫茶)のスケジュール表を見てみると、おお、やはりあの電話は夢ではなかった、スケジュール表にはしっかりと私の名前も出ているではないか。

 

 だからといって特に慌てる訳でもない。うん、わくわくするような楽しいライブなんだ。数名のダンサーの即興の舞に合わせて、楽器を鳴らす。自由な動きにすっと音で寄り添ってみたり、時折ぽんと蹴たぐりでもいれるように、動きに逆らうような意外な音を出してみたり、楽しいお喋りみたいなもんさ。

 

 そう言う訳で三月十九日、午後三時から五時までの間、福岡市は東区の箱崎水族館(という名前のライブ喫茶)にて。もし一緒に踊ってみたいと思われる方は参加料二千円、見物だけという方は見料千円、もしよろしければ足をお運びください。

 

 もしもう少し詳しい情報が欲しいと思われる方や、呆け老人の告知など信用できないという方は、お手数ですが箱崎水族館(という名前のライブ喫茶)のホームーページにてご確認ください。